乗馬の騎乗記録その他もろもろ。
思ったこと。

171鞍目

青年先生は2011年1月一杯でいなくなってしまった。

2月の頭にりらさんとともに火山灰の降る宮崎で綾ねえとトムさんにお世話になり、チェックに丸馬場で3日間も乗せてもらった。りらさんは坐骨骨折後のリハビリで常歩だけの騎乗だったけど、騎乗以上にいろいろ肌で感じて帰ってきた様子。よかったよかった。

そして帰ってきて170鞍目。この日から先生が変わる。そして個人レッスンの制度も変わる。

今までは先生を指定して、その先生が馬を選んでいた。今度から、馬を指定する形にレッスンが変わった。先生をどうやって割り振っているのかは正直よくわからないんだけど、私はチーフスタッフの担当になった。多分、「てこずる」ってことなんだろうなー、顧客の性格的に笑。

指定馬制はまだ試験段階なんだけど、「なんて素晴らしい制度なんだろう」と思っていたので早速適用笑。

モグの死後私はシーザー、ジャスティス、チョコボと乗ってきてたけど、この中で安定した安心感を与えてくれたのはジャスティスだけだった。指定馬制になったら絶対ジャスティスにしようと決めてたのだ。事務スタッフにも「指定馬制にするならジャスティスがいい」と言っておいたので、先生も「じゃ、ジャスティス」と言ってくれて笑、ジャスティスに乗った。

なんと斜め横あしをやった。初めての経験。ブレーキをかけながら片方の脚で前進を促す。うまくいったりいかなかったり。ブレーキ不足だと肩から逃げるらしい。

そして翌週、171鞍目。

新しい先生は、最初の常歩に徹底した後肢の踏み込みを求める。今まで「脚の効き具合を確かめて」とどの先生にも言われてきたけど、正直あんまりやってこなかった笑。

「後肢が踏み込めれば、その後の運動も楽になるし、背中も作れますから」

ジャスティスは10歳なのに、ボロ食いのせいで背骨が出ておなかが大きく横に膨らんでいる。

「腰をもまない。腰を揉んで馬の前進をいたずらに助けると、後肢を使わない前進を覚えて、背中も作れません」

先生!先生ジャスティスの背中作ってくれるの?つか、先生あとどれくらいいてくれるの!?笑。先生いてくれる間にジャスティスの背中作れるといいなあ…

ジャスティスは背骨が浮き上がってる分、カラダの動きがしっかりわかって、随伴しやすいのだ。いつか随伴しづらいまん丸背中の馬になって欲しい。でもその頃には後肢が出来上がって随伴しやすくなっててほしい笑。だって今って骨に乗ってる感じなんだもん。そら背中痛いよねえ…。

そして早速斜め横あし。

あれー、逃げてくよー、肩から逃げてくー。

「ブレーキが足りてないんです」

そのブレーキのかけ方もそもそもよくわかんないんだけど(ずーっと引っ張ってるつーのは無しだと思うし)、根本的な疑問が私にはあった。

「ジャスティスって、斜め横あしできるんですか?」

「…あんまりうまくないですね(にやり)」

ちょっとー笑。その笑い何よー、痛いとこ突かれたぜみたいな…笑。

「そか。今まで障碍しかやったことないんだから、仕方ないよねえ、ジャスティスー」

と言ったら、「いや、今時は障碍馬でもハーフパスくらいまではできないと…」と先生。

「斜め横あしをやる筋肉をつけたら、肩内ができる。肩内ができたら、いつかハーフパスもできます」

キター!ハーフパス!笑

「いつかハーフパスやりたいなー」とすかさず言ったら、「馬ができればりえさんもできるんですよ」といわれた。

いや、ジャスティスでやりたいの。だからジャスティスのカラダ作って、ボロ食いも直したいの。長生きして欲しいの。

「じゃあ斜め横あしの前の練習をしましょう」

ジャスティスを埒の前に連れて行く。埒に向かって垂直に向かう。そこで手綱を少し強く引いたまま、左脚を使う。そこでジャスティスは前に進むことも出来ず、とりあえず右後肢を横にちょい、と出す。

「ほらできた」

ん?

「こうやって使った脚と反対側の後肢を前に出すことを教えるんです。」

へー、そうなんだ。

何度か繰り返す。たまに「あ、これかも」って感覚がつかめることもあるけど、馬が横に流れて埒に平行に立ってしまって、結果として逃げられちゃうことも多々。

その後、常歩で輪乗り。常歩で輪乗りは難しい。なんかレンズマメみたいな図形で、ちっとも輪にならない笑。そして速歩。軽速歩と正反動両方。ジャスティスはとても無難にこなしてくれて、しかも速歩になったら輪乗りが輪乗りになったんだけど笑、私が今ひとつコンタクトをちゃんと求め切れてない。なんかどっか遠慮してるというか…。

モグのときは、かなりしっかり持ってたんだよねー。綾瀬と宮崎では比較的ちゃんと持ってた。でもジャスティスではまだその確信がない。時々宮崎で習ってきたシェイクダウンを入れてみるけど、ジャスティスの首がとても緊張感があって、そこに踏み込むには力ずくな感じがあって、まだその領域に踏み込む勇気が私にはないのだ。

今度の先生は、少し運動しては止める。それだけ指示したいことがあるってことなのか、それが彼の標準スタイルなのかはよくわからない。

「正反動でよく腰を押し込むように言う人がいますが、すでに体重がかかってるんだから押し込む必要もバタバタ打ち付ける必要もありません。受け止めてあげてください」

おー!受け止める!

受け止める、と意識すると、太もも全体を柔らかく鞍に密着させたくなる。これまでの正反動の受け方とは明らかに感触が違う。

先生から鐙を一つ長くする指示。つか、長くしてくれたのは先生だけど笑。

馬体を受け止めるには、脚は長く真っ直ぐ伸びてたほうが確かにいい。伸びすぎてるとよくないけど。

「そこで鐙が脱げちゃうのは、膝で動きが止まってしまっていて、鐙まで反動が落ちてきてないってことですよ。鐙を感じることを意識してください。常に地上に立ってるような感覚を保つこと。今触っている感じわかりますか?」

先生が私の長靴の裏を指で触った。はい、わかります。

「いつもこの感覚がわかるようにしてください」

今書き直してみると、この要求案外レベルが高いような…笑。でもこれって宮崎で習った「feel」の感覚に近い気がする。鐙を感じる。踏みしめるというより、鐙を感じる。

「脚は、馬体と水平に。つま先を外に向けないように」

そしてジャスティスを歩かせて終了。全然コンタクトなんか取れてないと思うのに、ジャスティスはちゃんとハミを追って首を伸ばした。えらいなー。

「終わりの常歩でも、ちゃんと後肢を動かしてください」

はーい。ありがとうございましたー。

ジャスティスを手入れ。ジャスティスは背中が痛いので、ゴムブラシでゴシゴシはやれない。首はゴシゴシやるけど、まず触ってみる。

カタッ。硬いねー、パンパンに張ってるよ…。ボロがたまってるおなかに皮膚を引っ張られて、押したら戻るどころか、押すことすら出来ないくらいに皮膚が張っている。

特に痛い箇所を少しずつ触りながら確かめる。触れて欲しくないところは、ハエをよけるかのように皮膚を震わす。そこも少しずつほぐさないと話しにならないので、時間をかけて優しく指先で圧力をかけていく。

背中だけかと思ったら、胴体部分はほぼ痛いということがわかった。時間をかけて、馬体の前方から後方へ、指で圧力をかける。極端にイタイ思いをさせないように、常にジャスティスの顔を見ながら。

時々皮膚を震わせたり、いかにも耐えてるっていう態度を見せるけど、時々リラックスして首を下げたりしてた。これを少しずつ繰り返して、少なくともブラシが痛くないレベルまでもっていけたらいいなあ…

みんなブラシを介してしか胴体部分に触ってないんだろうなー、とちょっと思った。手入れのときはいろんなアプローチで馬の不具合を見つけてあげて欲しい。

午後はシャドーを連れ出して散歩。また優しい顔でお出迎えしてくれた♪ 先週なんかベロンベロンなめてくれたんだもんね笑。

馬場がまだ湿ってたらしく、砂浴びさせたらドロドロに涙。一通り散歩させたら、ひたすら泥を取り除いた…すごい疲れたorz

もうシャドーはしばらく人を乗せてないらしい。それはそれでいいとおもう。だっていつつまずくかわかんないし。人馬ともに危ないもんね。

しかも左前脚に蹄叉腐乱発見(T_T) おじいちゃんスタッフに薬をつけてもらった。マネージャーにも報告。

ジャスティスもシャドーも、元気になろうね。

1 year ago
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163鞍目

この日はジャスティスだった。

レッスンが始まる前に、先生に「ハミに塗れる様に蜂蜜持ってきたんだけどな。あと、もしクラブにオーリガンのハミがあれば、それを使うとかできないかな」と交渉してみたものの、そういうことをすると長い時間調教するようなことになるので、先生に毎回つけるのを頼んでもらった方がいいと断られてしまった。

自分の馬じゃないし、仕方ないよなー。

レッスンの冒頭、延々と内方姿勢について先生からレクチャー。丸馬場でずーっと話し続ける。

「今まではずーっとぽこんぽこん蹴って前に進んでれば良かったんですけど、個人レッスンも取ってることだし、きれいに乗れるようになってほしいんです。僕たちは真っ直ぐに進んでるようでも、実は馬に常に内方姿勢をとらせてます。」

「内方姿勢をとるっていうと、馬の目が少し見えればいいんでしょって言って、実際には内方をやや引っ張る人たちが多いです。それもまあ見た目は内方姿勢とってるように見えるんですけど、実際は違うんです。実際は内方脚を斜め前方に入れるように使っていきます。そうすると馬は外に逃げていこうとしますよね?それを外方脚と外方の手綱で逃げないようにブロックするんです。だから強いてひいてるのはどっちの手綱、と言われたら、外方の手綱を引いてるんですよ。」

ほほー。

「ま、難しいんで今日すぐできるとは思いませんけど、斜め前方に内方脚を使うような気持ちで。ハミに脚を向けていくような気持ちで使っていきましょう。ここは丸馬場ですけど、丸馬場でも変わりません」

という話を延々と聞いたんだけど、これはほとんどレッスン中には活かされなかった笑。

早速、軽速歩の練習。

「おお?今日いいですね」

ハミ受けもちょっといい感じ。手綱の節に指を引っ掛けてるだけで何もしてない。でもジャスティスの口は感じてる。

多分、ジャスティスの速歩と私の軽速歩が合うのだ笑。それでもってジャスティスはすぐ首を上げてくるので、軽速歩で私はジャスティスの首と自分の拳しか見てない笑。下半身もバタバタしないー!下半身がバタバタしないのはなんでだろうなー。

ところが正反動になるとバッタンバッタン笑。ジャスティスの首も上がってくるし、自分の拳を一箇所に留めておくすべがないー。一応、正反動時に膝を馬体に沿わすとか心がけてみてるんだけどなー…

「軽速歩と正反動、全然乗り心地違ってますよね?拳がどう変わるのか確かめてみましょうか。まず軽速歩して、そのまま正反動にいってみましょう」

まず軽速歩ー。相変らず私はジャスティスの首と自分の拳しか見てない笑。でも反動を受けてないので、自分の体を冷静に観察する余裕がある。

「はい、座ってくださいー」

「うわっほー、揉んでる、揉んでるー!!」

「揉んでますねー!!」

そう、そこには正反動に負けてあっちこっちに乱舞する私の拳が笑。

「それだけ動いちゃうと、馬はうまくハミを受けられないんですよ。あと、軽速歩のときは大丈夫なのに、正反動のときは手綱がプランプランになっちゃってますよね?それも直さないといけないんです」

「え、じゃあ手綱持ち替えなきゃいけないの?」

「正反動になったときに少しひじを引く感じですかね。5ミリくらいですけど」

うひょー。拳がグラングランなのにそこで5ミリ引けと…笑

ここから先は軽速歩と正反動をひたすら繰り返す練習。

軽速歩ではジャスティスが首を下げてハミを受けてくれる瞬間がある。

「ハミ受けてる分前に出さないと、馬が進みづらくなって首が上がっちゃいますからねー。ハミに向かって前進させる気持ちで脚を使いましょう」

ジャスティスの首が上がってくると、「ジャスティスがんばってー」という気持ちで脚で前に押し出す。するとだんだん首が下がってまたハミに首が降りてくる。

1周終わるごとに軽速歩->正反動->軽速歩、と繰り返す。正反動で勢いがなくなるころに「がんばれー」と軽速歩で建て直す感じ笑。

「背中は前に倒さない、むしろ少し背中を引いて!腕はジャスティスのものだと思って!」

当然、私には「脚を後ろに」という課題もあるので、しんどーい。

背中は後ろに、前に倒れないように、脚も前に流れないように。腕はジャスティスにあげる…反動を腕に伝えないように。体が分裂しそう笑

正反動はシーザーの方が楽だー。でもジャスティスの正反動まともにまとめられるようになったら、すごい楽になるだろうなー。

ジャスティスのご飯を優先させて最低限のことをして自分もお昼にしたら、外乗にジャスティスが2回も連れ出されてしまい、その間にシャドーをがっつり20分以上引き馬した。

こけるのはたまにだけど、口をもごもごさせてる。舌までべろべろ出してすごい気にしてる。マネージャーに報告。あと、道草してる間に引き手がシャドーの前脚に踏まれてしまい、そのまま前脚で引き手を引っ張ったらシャドーがびっくりしちゃって、ばったばったしたもんだから、どうなるかと思ったー。

シャドー早く良くなれ。少なくとも、こけないようになるといいね。そうしたら放牧もっとしてもらえるかもしれないし。

1 year ago
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161鞍目

最近先生に言われることが多くて、聞いてるそばから忘れていく(おいおい)。

脳細胞がもう死にかかってるので笑、先生の長いおしゃべり(いや、指導なんだけど笑)先頭部分を覚えてられない。で、頭が文章を流すことを覚えてしまうと、ほんとに聞いてるそばから流れていくのだ。

この日もジャスティス。

ジャスティス連れてこようとしたら、馬房でものすごい集中してボロ食べてて頭あげてくれないorz 仕方ないから会員さんたちに助けてもらってなんとか馬房から出す。こういうことが自分でできるようになりたいなー。思い切りが必要なんだろうけど、まだ思いきれない…。実はここらへんはモグの時でも思いきれなかった笑。「ねえ、塩つけたいんだってば!」とモグに何度も言い、いつまでもそれをやってたら、しびれを切らして先生が助けてくれた笑。

体触ると嫌がるって先生は言ってたけど、私ジャスティスがいる間、蹄洗場であまりうるさく感じていない。むしろ不思議なくらいおとなしい。夏になればまた違うんだろうけど、あんまり嫌がられてないように感じる。

で、レッスン。先生は最近調馬策にはまってるらしい笑。サドルホルダー持ってていいですから軽速歩、って言われて、サドルホルダー持って前傾しないで軽速歩ってどうやってとるの?笑。でんぐり返しの最初みたいな動きしかできないんですが…笑。腕が2メートルあるわけじゃないんだから、無理なこと言わないでー笑。

サドルホルダーを持ってる時に、手に伝わってくる手綱の張り具合を覚えておいてほしいそうだ。実際、シーザーもジャスティスも、うんと手綱を短くするように言われ続けている。

「美しい正反動ができるようになってほしいんです。だから手綱もピンと張っておいてほしい。だからサドルホルダー持ちながら、その手綱の感覚と手が動かない感覚をつかんでほしいんです。このまま蹄跡運動して、なんとなく速歩っていうのも当然できるとは思いますけど、個人レッスンとってるんだし、美しく乗れるようになってほしい」

と、先生に言われた。

確かに正反動が美しいとほんと馬場映えするよねー。私も正反動はちゃんと覚えたい。

それはいいんだけど、軽速歩ってほんとわからない。「実際馬乗ってる時ってありえない体勢になりますから」って言われたけど、軽速歩の時いまだに脚がブランブランする。

「『蹴る』っていう脚しか使えないからそうなるんですよ、足の位置は膝を曲げたままそこに置いておいてほしいんです。で、足首で扶助を与えるのが理想。上がバタバタしなければ、少しの脚で言うこと聞きますから。」

そうだねー、最近自分でもよく聞くフレーズ笑。

余計な動きをしなければ、馬はちょっとの刺激でも感じることができる。脚がちょっと動けば、馬はそれを感じることができる。

頭ではわかってる。頭では笑。

まあでも足がブランブランするのは個人的な問題として、軽速歩って「おへそを前に」とかって言われるけど、おへそ前にしたらかなり立ちあがっちゃって、膝だってまっすぐになるし、背中だって張っちゃうじゃん。なんかもっとちょうどいい軽速歩の指導の仕方考えてほしい笑。

だって「反動抜くために腰が少し上がればいいんですよ」って言われれば、腰ちょっと浮かすでしょ。そうすると「やや前傾になのでおへそを前に」って言われて、一生懸命たたないとおへそなんて前に行かないから、今度「立ちすぎです、膝も伸ばさないで」って言われる。これってどうなのよ。誰かいい表現教えて笑。

最後は正反動で上半身と下半身のバランスを見た。上半身は背中をまっすぐにしたまま「坐骨を鞍に落とし込む角度と場所を一定にする」という課題。これも実は下半身が安定しないと難しいんだろうなーと思う。だって鞍と下半身が一つになってないと、上半身って同じ場所に落ちてこないもんね。後半はよくなったらしいけど、正直調馬策で目が回ってて実感は今一つ笑。

下半身はバタバタしっぱなしだったので、「下半身は言いたいことたくさんあるけど次回!」って言われた笑。おまけに中身が伴わなかったので延長してあとの人に迷惑かけちゃった。

すいません。でも調馬策の長さもう少し長くしてください笑。目が回って落ちた方が楽に思う瞬間がしばしば笑

1 year ago
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159鞍目

えーと…

シーザーだったけどまともな騎乗じゃなかったので割愛笑

もう今日160鞍目乗ってきたし笑

と・に・か・く。鞍が慣れません。

1 year ago
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157鞍目

会社からなので手短に。

鞍がペッタリになりそうだなーとお昼時間にレストランでブツブツ言ってたら、チーフスタッフが鞍つぼつけてくれることになった!(喜) 私の担当の青年先生、もうちょっと仕事してほしい…。

そしてシーザー。まったく左に曲がらない。何をしても曲がらない。先生が調整したけど、私じゃ曲がらない。折り返しつけても曲がらない。またがると神経がフルフル言っているのがわかる。

「落ち着かない、落ち着かないよ!?」と先生に訴える。「虫払ってるせいですよ」と私を鎮めようとするけど、私だって虫気にしてるかどうかくらいわかる。シーザーの体がワナワナ震えてた。

その状態でちょこちょこ乗ったけど、正直乗った気しなかった。

駈歩は右手前で出たけど、正直それどころじゃないっつか。

最後にクールダウンを少し長めにやったけど、左には曲がってくれなかった。痛いんだろうなー…

降りたら左首の顔の付け根付近に大きな凝り玉。先生「次回までに治しておきます」って言ってたけど、本当に治るのかね?

次回以降、シーザーにはマッサージしてあげるつもり。

1 year ago
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167鞍目

2011年初めての騎乗。この日はシーザーだった。久しぶりのシーザー♪

164、165、166鞍は新馬のチョコボ相手だったんだけど、満足感イマイチ。

164鞍目は歩様を上げようと脚を使うとチョコボが「なんでおなか蹴るのー?」と下からこちらに疑問符とともに首を曲げてくる。それでも私は脚を使わざるを得ないから、とっても動物虐待な気持ちになった。

165鞍目は先生がストレッチャーつけてくれたおかげでなんとか前には出せた。比較的この日は満足して終わった。馬の集中力を高めるために、常歩と速歩をどんどん切り替えた。こうやって馬の注意をライダーに向けると、馬は少し触れただけで歩様を切り替えるようになるらしい。

166鞍目はチョコボ前進せず笑。延々と常歩笑。先生がしびれをきらして手綱をもって馬場を何周も一緒に走ってくれた。若いって素晴らしい。後半はやっと少し動いたけど、30分捨てたレッスンだった。

そして2011年初騎乗、シーザー♪ こいつは縁起がいいね、と思ったら、シーザーは他の人との乗り替わりだった。

すぐにまたがって動かし始めたら、私の何かが気に入らなかったらしく、右にくいっと首を曲げて苦悶の表情を浮かべ、尻っぱねした。シーザーがそんなことするなんて尋常なことじゃない。また進めようとするとまた尻っぱねした。

尻っぱねって言っても、シーザーはとっても上品なお馬さんなので、ほんのちょっとの高さしかはねてはいない。馬が思いっきり遠慮がちに抗議の声を上げているのはわかっていたけど、私の何かが悪いわけで、悪いまま頑張って乗ってもお互いにイタイ思いをするだけだと思って、「跳ねるじゃん、だめだよ」と先生にバトンタッチ。先生はそのまま私に乗り越えてほしかったみたいだけど、悪いけど私自身に原因があるなら、それが解決されない限りシーザーがロデオで対抗してきたらどうしようもないもの。シーザーは馬体がでかいので、私の実力でロデオなんてされた日にゃあ、私の今年1年が終わりかねない。

私が脚立を持って帰ってきたら、先生が「馬場移ります」と言い出した。「隣に3頭もいるからびびってる」というので、シーザーが?そんなばかな、って思ったら私のことらしい笑。

お隣の馬場、というのが障碍馬場。シーザー、障碍馬なんですけど…飛びそうなんですけど…

「えーと、どうしようかな、じゃあ蹄跡のあたりを使っていきましょうか。大丈夫、わざわざ障碍に向かっていく気持ちはない馬ですから。障碍に向けなきゃ飛びませんから。あ、でもりえさんが障碍に向けちゃったら飛びますよ」

「人間も飛んでいくよね…」

「そうですね、人間も飛び方知りませんからね、いわゆる空中分解になりますから気をつけてください」

そこは気をつけてくださいで終わるのか…しょうがないけど…

先生が私の気持ちを鎮めようと延々と砂深い馬場を何周も馬の常歩にあわせて歩いてくれた。

「さっきのは多分、左ハミを引っ張られたのがいやだったんです。進んでない状態でハミを引っ張られるのがイヤなんですよ。そこがこの馬の難しいところなんですけど」

「馬って、基本的にハミに真っ直ぐ向かっていく分には、安全なんです。そのハミ以外の場所に馬が行く余裕があると、悪いことをする余裕が出てしまいます」

「馬がかかって止まらなくなった、とかきいたことありませんか?あれは、馬をハミで持ってる以上に馬が前に出てしまっているから、ブレーキになってない状態のことなんです。馬が出ているときに手綱を持つことはブレーキにはならない。それ以上に持ってしまうからブレーキになるんです」

ほうほう。へー、といろいろ聞く間、先生は私の進路によっては障害をまたぎながら話を続けてくれていた。若い、素晴らしい笑。おまけに馬場って歩きづらいのにねー。

障碍馬場の外枠を使って速歩の練習。どちらかというと正反動の練習をしたかったようなので正反動がメイン。

「もう少し出していきましょうー。手綱もう少し縮めて。馬が前に出てるときは、えー、って思うくらい縮めていいですから」

シーザーが前に出て行くに従い、手綱にシーザーの重みが加わっていく。そうすると手綱が緩む。それをまた縮めてシーザーを受けていく。縮めるって言っても、ほんの少しずつ。

「そうやって受けたときに、腕がブラブラだと馬に持っていかれますよ。腕だけじゃ対抗できないから、背中全体で馬の体を受けることを今までやってきたんですよ」

そうだ、この背中で受ける感じ、ほんとに久しぶりだ。

実はこのレッスンで障碍馬場に移ったときに、先生に言われたことがある。

「りえさんがモグと別れた後、モグとは出来てたのに、どの馬ともできてないことがあるんです。それが『コンタクト』です。どこまで強く出ていいのか、判断しかねてるんだと思うんですけど、モグに乗ってたときって、結構手綱しっかり持ってましたよね?でもモグは止まらなかった。手綱を持ってたのはいいことなんです。モグが前に出てくれたから、止まらなかった。」

「重い馬に乗ると、そうなっちゃう人多いんですけど、ハミを譲ってしまう人が多い。脚で一生懸命扶助送ってるせいもあると思いますけど、重い馬ほどしっかりハミを受けてやることが大事なんです。実はハミがちゃんとなってないほうが、馬は前進しづらいんですよ」

その背中で受ける感じを実感しながら、意識はシーザーの方に向かった。シーザーは「ぶふ、、ぶふ」と荒い鼻息で一生懸命運動してくれていた。私の拳は定まらない。

「りえさんの一番いい拳は、停止のときの拳です。一点でじーっとしてる。その位置をキープする気持ちで。馬が動いてさえいれば、手綱を引く気持ちでも問題ありません。拳は常歩を指示し、推進は速歩を指示する気持ちで動いてみましょう」

本当に久しぶりだ、この感覚涙。でも拳は定まらないけど笑。

「じゃあそこの隅で半巻きー。あー、そこで内に入ったらできないですよー」すいません汗。仕方ないので障害物の合間を縫おうとしたらシーザー停止笑。

「その馬の場合手綱で引かれるのはキライなので、基本的に脚で。馬の首はいつも同じ位置でー」

えーと…それはどうやって曲がるんですか?笑

軽速歩になると手綱が伸びちゃう。なんでだろう…。伸びるというより、きっと私の拳の位置がずれちゃって、シーザーとの距離が縮まっちゃうんだよね。

「立ちすぎー。おへそ出すくらいでいいです」

それがシーザーの反動ではとても難しいです笑。

さらに鐙ずれまくり笑。

レッスンの最後、「やればできるんだから、あとはもう心の問題ですよー」と一言。はい、おっしゃるとおりです。すいません。

他の会員さんでも、私みたいに大好きな馬ならなんでもやれるんだけど、そうでもない馬にはこわごわ乗ってる人はいるそうだ。そりゃそうだよね。安心感って大事なのよ。

「りえさんが怖がりだって言うことはわかってるんですけどね…ハミに向かって馬が進んでいく限りは、安全だし乗りやすいんです。それを意識に上書きしていくのは大変ですけど、それを学んでもらいたいです。むしろゆっくり動作してたり、停止しているときは、教える側も怖いです」

「どんどんうまくなれば、もう重い馬勘弁してくださいって思うようになります。今年の目標は重い馬から脱却しましょう」

はい…

モグ、本当に扶助は「触るだけ」だった。後半になればなるほど。モグが自分の経験値から私がしたいことを正確に判断してくれてたんだよねー。あんな日がまた来るのかなー。

青年先生は、私を個人で見る以上は、きちんとしたライダーに育てたいらしい。馬を推進することが出来て、馬に正確な扶助を与えることが出来て、見た目にもちゃんとした格好いいライダーにしたいんだろうな笑。ありがたいことだ。しかもそれをある程度どんな馬でもできるようになってほしいらしい。そんなことできるのかなー。

とりあえず今年もよろしくお願いします笑。

先に飼いを食べさせて、人間もお昼を食べてからシーザーを簡単に手入れ。首のところはやっぱりマッサージがてら固く絞ったタオルで揉み始めると、委ねてきた。首辛いのかもなー。

それからシャドーのところへ。そしたらシャドーが私の顔を見て「ぶぶぶ、ぶぶぶ」と言ってくれた!あの孤高のシャドーが!年末に優しい顔を見せてくれるようになったなーと思ってはいたけど、こんな日が来るなんて感動だわー!メタクソ騎乗も全て忘れしまえるわ(それじゃいかんか)。いろんな人に言いふらしちゃった笑。

草食べさせたり、10分引き馬したところで、実はシャドーが今日復帰第1回目だったらしく、会員さんが引き取りに来た。がんばれよー、シャドー。じろじろ見るわけにはいかないので、自分の道具をしまって撤退。途中で次の騎乗者がいない合間を縫って、まえがきして呼んでくれた。私幸せ(///▽///)

…もぐー。

1 year ago
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162鞍目

今日はシーザー。ずっとジャスティスかと思ってたのでちょっと意外。

シーザーに乗って、まずは正反動の練習。今日も調馬策。鐙革を一つ短くしてみた。

鐙革をなんで短くしたかというと、鐙をもう少し踏んでみたかったから。一つ縮めるだけで全然違う。あと、脚の位置がもしかして調整しやすいかなーと思って。

いつもは左の良く伸びる方の足を基準にして鐙を踏んでいたので、右足の鐙がいつも脱げる。でも今日はさすがに脱げなかった。

でも鐙革が一つ短いだけで、多少膝が上がってくる感じはする。股関節本当に柔らかくするなら、やっぱり鐙上げたり自転車運動するとかして股関節にアプローチした後に鐙に足を入れるべきだし、今日の長さでやるべきではないなーとは思う。

正反動をやるに当たって、脚は「キック、キック笑」ではなく、まずは馬体に足を沿わせ、脚なんか使ってないよみたいな感じで、膝から下を動かさないこと。私は動揺すると右足が前に流れるので、それをなんとしても後ろにもって行くこと。

私の場合常歩の騎乗姿勢はほとんど修正点はないらしい。でもスピードが出た途端に右足が前に出るので笑、それをひたすら直す、というか耐える。

脚を馬体に沿わせて右足が引けてきたら、今度はその状態でふくらはぎだけを馬体に密着させる。

「脚なんて意識して使わなくても、脚がきちんと引けて下半身が柔らかいまま馬体に沿わせてふくらはぎを当てていれば、馬体の動きによって自然に脚と同じ効果になるんです」

そうなんだー。ふくらはぎの馬体に近い部分を少し意識して密着させてみる。確かに、そういわれてみればそうかも。速歩だとおなかがまめに動くからわかりやすい。抱えちゃダメだけど、密着させる。馬のおなかと一緒に脚が伸び縮みする。

この感覚、ちょっと特別だったけど、意識しないとこの行為を忘れちゃいそうなので太くしてみた笑。

でも先生が冒頭で「なるほどー」と言うようなことを言っていたのが思い出せない。思い出せないぞ笑。

体はこんにゃくのように柔らかくあるべし、でも背中には一本芯が入ってる気持ちで。正反動の揺れをおなかでうまく吸収して、肩まで持ってこないこと。

でもおなかは前に出すこと。脚は後ろ、おへそは前、背中は一直線にすることで、坐骨は鞍にきちんと当たる。でもおへそをすぼめてしまうと、坐骨はうまく鞍に当たらなくなる。確かに言われてみりゃそうだ…

正反動が大分まとまってきたらしい。サドルホルダーを持ってた手を離して、手綱で確認。

今度は駈歩。またサドルホルダーを持つ。

「前回シーザーで駈足したときに、後ろに倒れちゃってたんですね。なので体は真ん中に。倒さないこと。」

速歩->常歩の合図を出しつつ次の瞬間に駈歩指示を出すように指導された。

「なんでかというと、半減脚みたいな感じです」

「馬場のいろんな演技は、各移行の時に半減脚を行います。半減脚を使うと、より一層動きの激しい運動へ移行しやすいんです。半減脚って言うのは半分止まって半分進むっていう難しいことなんですけど、それがないで移行することもできますが、競技では評価されません。弾発とか(何か言ってたけど忘れた笑)難しいことになるんですけど」

そうなんだ。

まあ今回の練習は速歩から常歩の指示って言ってもサドルホルダーつかんでやるので手綱は使えないから、速歩でポン、ポンと弾んでいるお尻をぴたっと鞍に吸い付けることで常歩指示にする。

ポン、ポン、ポン、でお尻をべたっとつけてはい、駈歩。

結構難しいー!つか、シーザー出ない!

「一旦出れば後は楽勝ですから。はい、速歩ー、常歩ー、駈歩!あー、おしい!」

を5回くらい繰り返した頃。やや私はくじけそうになったけど笑、降りるわけにも行かないので延々とトライ。当然駈歩が失敗したら高速速歩が待ってるわけだけど、シーザーの高速速歩は一歩が大きいのでそんなに「おおおお」って感じにはならない笑。なのでそこから馬を普通の速歩に落として、お尻でスピード落として、駈歩の指示を延々と繰り返してたら、やっと出た!

一回出たら二回目、三回目はすんなり出た。

「一回出れば、楽勝ですから」

騎乗姿勢は比較的真っ直ぐな時間が多かったみたいだけど、時々後ろに倒れたのを建て直したりした。あと、非常にバランスに素直な馬なので、少し私の背中が丸まった瞬間を逃さずに止まった笑。

最後に駈歩出したときは手綱が長かったらしく、一歩目で「ぽーん」と大層な大またになった。

「あれは手綱が長いとああなるんです。手綱ちゃんと短く持ってればちゃんと出ます」とのこと。

今日は大分前の感覚が戻ってきた。鞍がはねなくなったおかげだ。マネージャーには「鞍座り固めちゃったの?もったいない」って言われたけど笑、はねて前矯に行くよりずっといいです笑。

「りえさんの場合、駈歩はそんなに問題ないですね。時々置いていかれたり、精神的にこわいとかはあっても、駈歩のほうはそんなに深刻な問題はないです。むしろやっぱ速歩ですねー。振動がまめだから姿勢崩れちゃうのはわかるんですけど、がんばりましょう」とのこと。

はい、がんばります笑。よろしくお願いします笑。

1 year ago
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160鞍目

今日はジャスティスだった。配馬の兼ね合いで、他にシーザーを回す人がいたとのこと。元々シーザーを指名しているわけでもなんでもないので、不満は無し。

ただこのジャスティス、数週間前に破こうしてた。私も「こんないい馬破こうしちゃって大丈夫なのかなー」と心配してた。何がいい馬なのかって、この馬、大きすぎず、やや小ぶりなんだけど、「公務員」と呼ばれているくらいレッスン中にまじめに仕事をする馬なのだ。ちなみに私が4級試験を受けたのもこの馬。ちょうどモグが故障してて、「きいやーーーーーーーーー!!」と叫びながら駈歩を出した笑。

その後数回ジャスティスに乗ったんだけど、ジャスティスはわかりやすく首を譲ってくれるいい馬だ。おじいちゃん先生が「せっかくこんないい馬乗れる機会に恵まれたんだから教えてもらえ」といって、首の譲りについてジャスティスでいろいろ教えてくれた。

「ジャスティス、大丈夫なの?」と先生に聞いたら、「回復したから使うんです」とのこと。

洗い場でばたついたり、頭絡をつけられるのを頭を上げてきょひったり、腹帯つけるときには噛み付いたりする馬。なので私が自力馬装はムリ、との判断で、先生が行ったりきたりしてた笑。でもジャスティスは別に私に対して何かしようとはしなかったし、むしろおとなしくこちらの顔を見てた。タイミングの問題で先生がほとんどやっちゃったけど。腹帯締めるときは「離れてください」といわれた笑。

実は前日の夜、バランス・イン・ムーブメントのスザンヌ女史の騎乗姿勢をじっと見ていた。難しいことをしてない。体に力が入ってなくて、脚は心持ち後方に引かれてる。それをずーっと頭に入れていた。坐骨は2点じゃない。坐骨の断面は三角形に見える。その三角を鞍に垂直に当てていく。

「ジャスティスは難しい馬です。多分軽速歩も何も言わなければろくに動かせないと思います。では感じるままにまずはやってみてください」

お、いいタイミングで来たね、その指示。その「感じるままにやってみてください」って指示、毎回やってもらえるかな笑。

スザンヌ女史は状態を真っ直ぐ起こし、心持ち前方に持っていって、ただ速歩のことを考えてれば馬は速歩を出すと言った。ちょっと試してみる。確かに脚だけで指示を出すよりは、少しスムーズかも。

拳はじっと。じーっと。

脚は後方で。膝下は動かない。

この最後の脚の部分が難しい。膝下動かさないで脚の指示を出し続けるって難しい。なんでかっていうと私の場合、あらゆる関節が硬くて、足首だけで指示を出すことが出来ないから。

「膝、少し固定してもいいですよ」と言われる。でも膝を強く固定すると、馬は動けなくなるか、嫌がって跳ねて前に走るかどっちかだと思う。あくまで体重を乗せる程度。でも正直、今更固定しろって言われるの難しいなー。どうせ後で固定しない、締めないって言われるんだから、固定する気にもならん笑。

それに膝を後方で留めようとすると、かなり背筋がんばらないと、胴体は前方に倒れる。やっぱりやや倒れ気味だったらしくて注意。

「あれ、思ったよりいいな。軽速歩あんまりうまく出来ないだろうと思ったんだけどな」

なにー笑。先生は私の拳が揺さぶられてジャスティスの首が乱高下すると思ってたらしい。おまえー!感じるままにっつか、先に言っとけよ、もし私が本当に乱高下させたらどうなると思ってんの…。あぶねー。

下半身に注意を向けると、上半身がおろそかになる。スザンヌさんに近づく日は遠そうねー。

でもチーフインストラクターが数回乗ってくれたおかげで、鞍がもう跳ねなくなった!!!これが一番のカンドー!!少し座面が感じられるようになってきた。

さて、数回手前変えをして、正反動。正反動…のりにく!!!乗りにくい!!!「なんだこりゃ、のりづら!!」と叫んだら、「のりづらいっすよ、ジャスティスは」そうなのー!!

先生が調馬策を取りに行った。この間、常歩でちょっとやってみたいことがあったので試してみた。馬にしてみれば、ただただ馬場を蹄跡に沿って歩いてるだけだけど、人間は馬の背中の動きに神経を集中。「左前、右前、八の字、…後躯はどう動いてる?」というのを鞍の下で動く馬体に求めていく。それにあわせて坐骨を随伴させる。わかるような、わからないような。でもそれにあわせて随伴していくと、結構難しいし、ひそかに人間が汗をかく。

先生が帰ってきて、「あれ、常歩なのになんで汗かいてるんですか」というので、「常歩で八の字に骨盤動かすっていうのやってたの」と言ったら、「マニアックなことやってますねー。そう、結構しんどいんですよ」とのこと笑。

ちなみに「バランス・イン・ムーブメントで何言ってました?」と聞かれたので、「扶助はいらん、バランスで乗るってこと」と数ある内容の箇条書きの1個みたいなことを答えたら、「あー、でもクラブでお客さんが乗る馬は、蹴ったら進む、引っ張ったら止まるっていう方が、いいんですよねー」との返事。

青年先生は基本的にバランス乗りで、馬にプレッシャーを与えないで乗るタイプ。見てても軽そうに乗ってるし、馬も「うおー」って感じにはならない。「僕基本的にバランス乗りなんですけど、前のクラブでバランスだけで動く馬作っちゃったら、乗れる人いなくなっちゃって」とのこと。ま、確かにそういう一面はあるんだろうなーとは思う。重心の構え方がわからない初心者がバランスに過剰に反応する馬に乗るのはおそろしいよね。それこそ調教前の馬に乗るような怖い思いするかもしれないし。

さて、速歩正反動の練習。今日からマイサドルホルダー笑。ストレッチャーをつけて、申し訳ないけど無理矢理ジャスティスにハミを受けていただく。でもサドルホルダーって、ボアに埋もれるのよねー。ボアからホルダーを先生が掘り出してくれたんだけど、ボアとホルダーの間に隙間がなくて、むんずっとボアに手を入れないとホルダーがつかめない笑。

「以前インストラクターは楽に乗る方法を知ってるんですと言いましたよね。それを経験してもらいます」とのこと。楽に乗るには、馬の歩様が一定で、かつ力強く運動していて、ハミを受けていて、背中に柔軟性がなければならない。先生たちはそこに馬をもっていけるから楽なんだって。

しかも手綱持ちながら、微妙に長さを調整するゆとりもない笑。「もう少し手綱短くもてますかー」と言われると、止めて持ち直すしかない。

とりあえず速歩、速歩。首が下がれば背中は丸くなり、正反動は楽になる。でも速歩が継続できない笑。実感する前に止まっちゃう…。それでも一番最初の段階の正反動と比べれば、レッスンの終わりの正反動はかなりよくなってきたらしい。

「口が軽く感じられたら、ハミを受けてる証拠です。首が落ちた時点でまた手綱を縮めてください。僕たちはそこまで短くもってるんです」

えー、このボアに阻まれるんですが笑。

最後に、「じゃあサドルホルダー離してみてください」

えー、この状況で?

案の定ジャスティスの首は上がり、私の手は持っていかれた笑。「脚、脚」って言われるけど、こんな状態で推進させるのやだよぅ。

で、あきらめた笑。

今日の課題

  • 軽速歩では上半身、下半身両方に注意を払えるようになること
  • 右の鐙をもう少し頑張って履くこと(多分、右の股関節を伸ばすことってことだと思う)
  • 正反動で落ち着いて持っていられるようにすること
  • 移行のとき最初の一歩で固まってしまい、それが鐙を脱がせてしまう原因。移行の一歩目からついていくようにして、右の鐙が外れないようにすること
  • もう少し自分がレッスンの前半で動けるようになること(毎回エンジンがかかるの遅いですねーと言われる笑。でもさー、乗ってすぐ動ける人っているのー?っているから困るんだけど笑)

先生いわく、「僕たちは最初に首をバタバタされても、『お前はオレの拳の間にしかしちゃいけないんだぞー!』ってじーっと耐えてるんです。で、耐えて耐えて、馬が気がついて折れてくれると、ハミを受けてくれます。ジャスティスは比較的あきらめるのが早いんです笑。でもあきらめないでいつまでもバタバタする馬もいます。そうするといつまでもハミ引っ張ってる」

それにしてもものすごい久しぶりにちゃんと手綱で乗ったぞ笑。しばらくずーっとサドルホルダーだったり調馬策だったりしたから、もう自力で乗れないんじゃないかと思った笑。よかった笑。

1 year ago
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158鞍目

心が折れそうになった回なので手短に笑。

相手はシャドー。シーザーは首が曲がるようになっていることだけ確認できた。

シャドー、こける。こける。しかもいいところでこける。何もないところでこける。先生の下乗りでもこける。

こけるから軽速歩やりたくない笑。

シャドーは女の子先生に教わっていたときにはモグと入れ替わりで乗っていた馬。ハエを嫌がり、鞍上の人間の隙をうかがって豪快な尻っぱねをする馬。さらに私をロデオで落とした馬笑。でも私、シャドーの乗り心地は嫌いじゃなくて、怖いとかいう気持ちもない。でも後ろに下がられるとコワイ笑。明らかに鞍上の人間を振り落とす間を計ってるから笑。こいつ相当じいさんのくせに四肢がすごい強いのだ。

でも思ったほど脚入れても進まないし(つか、私がシャドーにまたがったとたん脚の使い方が以前に戻った笑)、こけると思ったら全力で進める気になれないし笑、正反動本気でやろうと思ったら、鞍が跳ねる跳ねる!!!跳ねてリズムが遅れるわ、跳ねすぎて自分のお尻の位置がわからなくなって前きょうまでお尻がやってくる始末orz

「心折れてきてませんか?」と聞かれ、「折れそうーorz」

「えーと、じゃあ心が折れてもしょうがないので、ちょっと休みながらやりましょうか…」

と先生もやりづらそう笑。

でも最後は軽速歩がやっとのってきて、「いい動きしてるよー!」ってタイミングでシャドーがこけて終わった…

あー、鞍が憂鬱…鞍…もっと硬くて跳ねないのほしいよ…ウインテックがよかったorz

1 year ago
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今考えてることの覚書(Oct 14 2010)

モグを失ってから、私はこれからも乗馬を続けようとクラブに月会費をまとめて1年分払った。

このときの私の気持ちとしては、モグに教わったことをこれからも続けて向上させようって気持ち(モグにはシーザーに乗れと言われている気がする)と、クラブに対する恩返しの気持ち。マネージャー、そしてスタッフ、それぞれの会員さんたちまでが、モグの最期に茶々を入れることなく、見守ってくれて、中には積極的にサポートしてくれた人たちがいた。それはとてもありがたくて、「じゃあもう辞めちゃう」って選択肢は私の中にはなかった。

その一方、モグがいなくなったことで、目標がなくなったのも事実。正確にはなくなったのではなくて、見えなくなってしまったというか。

今までの私の騎乗に対する向上心は、「モグに負担をかけたくない」この一心だった。そのモグがいなくなってしまい、私は何をターゲットにして馬に乗り続けたらいいのかよくわからなくなった。

50万の鞍が残って、いたずらに上級者っぽいいでたちになる。それもなんだか自分っぽくなくて、50万のふかふかのやわらかいデブクに腰を下ろしては、「なんか鞍に座った気がしないなあ」と思い、モグのために買った頭絡も結局使うことなく終わった。

自分自身はたいした経験値のない素人なのに、なんか見える世界にもやがかかっていて、そのくせ借り物の馬にまたがり続けることになんか価値を見出せない状態。

自分はモグに頼ってた。でも個人的にそれはそれでいいんじゃないかと思う。決定的なところでボスであれば、自分がへたっぴなのを馬に支えてもらうのは別に悪いことじゃないと思う。そうしてくれるくらい馬がお利口で、心を開いてくれているなら、それに応えるために私は上手になりたい、そう思ってまたがってた。

これは私の中では理想像で、乗馬とか馬術とか難しいことを言う以前に、馬との精神的な調和が一番大事だと思ってる。馬が心を開くには、人間が馬が何を考えてるのか察してやらなければならない。馬はこの人をボスとするか考える。そしてボスと決めたら、その人のためにいろんなことをしてくれる。

こういう考えだから、一点乗りとか、知らない馬にまたがる的な行為はとても苦手。怖がりだからというのもあるけど、その馬が自分と調和できるのかどうか時間をかけて探り、調和できるなら私はその馬に対してできることをしたいし、その馬からも教えてほしい。それが理想。

「現実はそんなに甘くないよー」といろんな馬乗りから言われそうだけど笑。

次回もし気に入った馬が現れたら、ぜひ半自馬にしたい。100%自馬は経済的に無理だけど。

たとえその時点で今の会社でキャリアアップしてつき100万稼いでたとしても、100%自馬はやりたくない。途中で払えなくなって放り出すのがいや。それだったらクラブとの折半で半自馬にしたい。半自馬としてスポンサーになることで、その馬の将来をいざというときに支えることができる。

昨日、私はツイッターにこう書いた。

  1. 馬とわかりあいたい
  2. 馬に求められる人間になりたい
  3. 馬を幸せにしたい
  4. 馬に迷惑をかけない乗り手になりたい

今はまだターゲットになる馬がいないけれど、その時が来るまで、お金をためて、技術面でがんばるしかないと思っている。自分の体をやわらかく使えるようになること。そのためにストレッチしたりする(いつまで続くかはわかんないけど、気持ち的にね笑)

練習馬の心を開かせるような積極的なアプローチはしないように心がけようと思っている。馬は私を覚えるだろうけれど、私がスポンサーしないのであれば、馬に過剰な期待を抱かせてしまうかもしれないから。馬装して、騎乗して、手入れする間は大事にするけれど、それ以上でもそれ以下でもない関係でアプローチしたい。これについてもいろいろ意見はあるだろうけれど、私はこうしないと自分がつらくなることを知ってる。

私にとって、乗馬は大切なもの。人間関係をくれる、馬との関係をくれる、自分を叱咤する、いろんな機会を与えてくれるものだ。単純なスポーツではない。そして、試合に出たいとか、技術的に頂点をめざしたいとか、賞賛を浴びたいとかいう欲求もない。マイペースで少しずつ上手になればいい。

私は今のクラブに基盤がある。この基盤を今すぐ壊す必要はない。クラブは怖がりの私をずっと支えてくれた。新しい馬でも、あのクラブで、先生がついていて騎乗するなら、怖さは半減する。だから乗れる馬がいる限り、しばらくこのクラブで騎乗する。

長く続けるんだから、お馬さんに迷惑かけないですむようになりたい。だから騎乗技術は少しずつ向上させたい。

いろんなものを見たり聞いたりして、自分の中に情報を持っておきたい。ほかのクラブで騎乗するのは怖いので笑、騎乗しないでいろいろ見たりしたい。いざというときその情報タンクから何かを引き出せるかもしれないし。自分が次に深くかかわる馬に、何か役立つことがあるかもしれないから。

でも時々はほかのクラブで騎乗するのも刺激になると思うので(実際今までのビジター騎乗は、少しずつ私に影響を与えてくれてると思う)、気が向いたら外でも乗ってみようとは思う。

自分はいざというとき根性ないし難しいことは苦手だけど、以上が今の気持ち。

将来いつかハーフパスができるといいな。ハーフパス見るの好き笑

1 year ago
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